僕

このところ、考えることが多くて多くて。
つい茫っとして、浮遊墜落乱高下してしまう。

そんな時の会話があまりにもどうでもいいことばかりで
駄目ですね。反省しよう。

ずっと考えてると眩眩してくる。

最近「わたし」という人称をつかえるようになりました。
目上のひと。初対面のひと。公の場所。
そろそろ、甘えてばかりはいられない。

僕のセックスは女で
僕のジェンダも多分女で
僕のセクシャリティはよくわからないのだけれど

そうだ。この「僕」って人称を使い始めたのが小学生。

自分の世界に
男と女
という選択肢しかないのがとても気持ち悪かった。
否、逆か。
男と女
という選択肢があることが気持ち悪かった。

どちらか、として見られることに対する違和感。
未だ払拭できてないもののひとつ。

性別なぞどちらでも構わない、と云いながら
だから根底ではものすごく拘っているのだと思う。
男勝り、だの
レディファースト、だの
同性特権、だの。

だから、女の子なのかな。
ちがうかな。
未だよくわからない。セクシャリティってむつかしいや。


そんなことを考えていたら
いつのまにか眠っていました。

いやな夢。いやな夢。いやな夢。
目の奥で疼く。

夜明けに鳴く蝉なんてだいきらいだ。